社内・関係者のアクセスを除外することはできますか?
アクセス急増!やった!と思ったら制作会社の人の動作確認だった・・・ということはないでしょうか?Google アナリティクスに出てくる訪問数は社内からのアクセスや制作会社のアクセスを含んでいますので必要であれば除外しましょう。
■フィルタを使ってドメイン、もしくはIPで除外
この方法は「フィルタとは何ですか?」をご覧ください。注意点としては動的なIPアドレスは除外できないという点と固定IPでもプロバイダの変更などでIPが変わってしまうと再設定が必要だということです。
■オプトアウトアドオンを使う
Google アナリティクス オプトアウト アドオンのダウンロード ページ
をインストールするとそのブラウザからのアクセスはGoogle アナリティクスにカウントされません。もちろんインストールしていないブラウザではカウントされてしまいますし、Chromeのシークレットモードでアクセスした場合はカウントされてしまいますのでご注意ください。
■ユーザー定義、もしくはカスタム変数を使う
ユーザー定義、カスタム変数の詳細は「カスタム変数とは何ですか?」をご覧ください。カスタム変数を設定したページへ除外したい人にアクセスをしてもらいそのカスタム変数をからの訪問をフィルタかアドバンスセグメントを使って除外します。サイト関係者の自宅などからのアクセスも集計から除外できるユーザー定義の使い方(第70回) | Web担当者Forumも合わせてご覧ください。こちらの注意点はcookieを削除するか別ブラウザで訪問した場合はカウントされてしまうことです。社内のセキュリティでパソコン終了時にcookieを消す設定になっている場合もありますのでシステム部などに確認してみてください。
■完全な除外は不可能
IPで除外してもスマートフォンや自宅からアクセスされたらカウントされますし、それ以外の方法でも完全に除外することはできませんので、ある程度は関係者のアクセスが残っていることを忘れないでください。
■関係者だけの動きも見ておく
関係者除外も大切ですが関係者だけの動きも大切です。社長ブログやスタッフブログ、新製品情報はユーザーも見ていますしそれを前提に問い合わせをしてきます。「私は見たことがないので・・・」とは言えませんので関係者が自社情報に関心を持っているかを知っておきましょう。