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コンバージョン→目標(もしくはeコマース)サマリーの見方を教えてください

ここを見る前に目標もしくはeコマースの設定がされてないとここには何も表示されませんので、目標かeコマースを設定していない場合は「目標って何を設定するの?」「eコマースってどんな時に使うの?」をご覧ください。

■コンバージョン数の推移とコンバージョン率を見る


コンバージョン→目標→サマリーをクリックするとこのような画面になります。
ここではまず青色の折れ線グラフを見てください。特定の日付や曜日に急に増えたりすることがありますので、その時に何が起こったのかを見ていくことでコンバージョンしやすいユーザーの傾向が分かってきます。また、1日の平均的なコンバージョン数もわかってきますのでそれを基準に上手くいっているかどうかを判断する目安にもなります。

グラフを見たらその下にあるコンバージョン率を見てください。ここの率を基準に今後のサイト改善目標を立てることとなります。
一般的にWebサイトでは以下の数式が成り立ちます。
コンバージョン数=訪問数×コンバージョン率
現状が1.28%であれば2.56%になれば倍のコンバージョン数となりますよね。訪問数を増やそうにも集客予算がない場合はここ見てコンバージョン率が改善できないか調べ、実際の改善効果を見ていく流れとなります。

■コンバージョンしない場合はどうする?

目標は問い合わせ完了や購入完了ページに設定することが多く、月に数件しかコンバージョンしない場合もあります。その時は問い合わせフォームやカートのページなどを目標にして、そこに到達したかどうかを見るようにしてください。まずはここまで来ないとコンバージョンしないのですから、フォームなどの到達率を見ることでここへの誘導ができているかどうかを把握することができます。

■eコマースの場合はどうする?


eコマースの場合は上の図のような画面になります。
ここでもまず最初は青色折れ線グラフとコンバージョン率をを見てください。見る部分は目標と同じです。
もう一つ見てもらいたいのが平均注文額です。
通販サイトの場合は以下の数式が成り立ちます。
売上=訪問数×コンバージョン率×平均注文額
平均注文額が上がれば売上も上がりますので現状をここで把握しておいてください。粗利率が分かっていればそれをかけることで利益もわかりますので、広告を出稿する際の目安にもなりますよね。

トランザクション数、固有の購入数、数量は分かりづらいので「トランザクション数、固有の購入数、数量とはなんですか?」をご覧ください。