信長の城を読んだ
春風亭昇太の帯が付いた本ですが全くないようには関係ありません。むしろ城好きのためにあるのではなくて考古学的に城のことを勉強したい人向けの本です。こういった内容と違うものをくっつけるのはやめてほしいものです・・・。
内容は城のことだけはなくて信長がやろうとしたことを城という視点から見ており、今までの歴史小説や学校で習ったことで走りえないことが書かれています。特に小牧山城は豪華な城であったし稲葉山城ができた後も城として残っていたこともわかりますので、ここだけでも読む価値があります。また城とまちづくりから今までの連合的な体制から独裁的な体制に移行していたことにも触れています。
安土城はかなりの紙面が割かれていますが図の説明が分かりづらいので巻頭か巻末に掲載した図が全て入っていれば見やすかったと思います。御殿Dから三の丸を通って御殿Cへ、と書かれてもねぇ・・・。
可もなく不可もなくといった内容でした。
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