【番外編】新GAのモーションチャート、ユーザーフロー、ゴールフロー、マルチチャネル、リアルタイム分析はこう使え!
Googleアナリティクスの話なんですがイレギュラーな使い方なのでこちらで。
■新しくなったからなんかあるでしょ?と言われて
ない、何もないよ。ウン。オレがないと言ったらないよ。アァ。(←長州口調で)
ってことなのですが、やはりGoogleアナリティクスが新しくなった!ということで皆さん期待しているようですね。
これはアクセス解析についての理解を深めていただく千載一遇のチャンスと考えた方が良いので、ちょっと変わった新機能の活用方法をお伝えします。
■まずはジャパネットたかた並みに自慢すること
とにかくモーションチャート、ユーザーフロー、ゴールフロー、マルチチャネル、リアルタイム分析を見せながら自慢しまくってください。
そうすると、おーっ!とか、おもしろ~い♪といった反応をしてもらえるので、ますます調子に乗って自慢してください。たまにキーワードクラウドなどを盛り込むとさらに効果的ですし、要望があればセグメントしたりして機能の豊富さをどんどんアピールしてやってください。
この段階ではGoogleアナリティクスがどんなデータも出せてしまう(そうでもないですが)ということを知ってもらうためなので、自分も操作に慣れておいてください。
■「色々出来すぎるね」と言ってもらうまでやること
これを言ってもらうことが最大のポイントです。
これを言ってもらうことで、こちらが仮説云々やレポート内容を定義したいということを理解してもらえます。
例えばこんな会話
運営堂:そうなんですよ~。何でも出来すぎてしまうのでこちらもなんでもレポートできちゃうんですよね。
お客様:そうだよね、見たいこと決めないと何を見たらいいの分からないよね。こっちもこれを見せられてもスゴイねとしか言えないし。
運営堂:では、今までの基本的な指標はそのまま出しますので、それ以外で見たいことだけに絞りましょうか?
お客様:でも何を見たらいいのか分からないんですよね・・・。
運営堂:まずはサイトの全体的なチェックから始めましょうか。お問い合わせまでの動きや直帰率をみて動線を整備しましょう。細かい修正なのでそれほど費用はかかりませんし、それだけでもコンバージョン数が変わると思いますので。
お客様:じゃあ次はそれにしてみてください。
運営堂:了解です。動線を整備したら次は集客ですので、追加したほうが良いコンテンツや検索での順位、リスティングのキーワードも今のうちから調べておきますね。
お客様:そこまで予算出るかわからないけど、とりあえずやってもらえるのならやっておいてください。
という感じです。
100%真実ではないですが近いようなことが数回ありました。
デモ的に新機能を見てもらうことで、アクセス解析の面倒な部分がビジュアル的にわかってもらえるんですよね。
■この方法のポイント
- Googleアナリティクスがどんなデータでも出せることを知ってもらう
- Googleアナリティクスには機能がたくさんあるということを知ってもらう
- レポートは何でも出せることを知ってもらう
- データだけあっても意味がないことを知ってもらう
- 何をしたらいいのか提案できるようにしておく
- その後の流れも作っておく
ということです。
そのためにはGoogleアナリティクスの機能に精通していて、お客様のWebサイトの問題点と改善点と半年~1年ぐらい先までの施策を準備しておく必要があります。これはいつもやっていることでしょうし、レポートにまとめなくていいのでさほど時間はかからないと思います。
こういったビジュアル的におもしろい機能って専門的にやっている人にとってはなかなか使いづらいものですが、見ても意味がないと思うのは知っている人だけで、実は担当者の方などには理解しやすいものなので、まずは見てもらうと新たな展開になると思います。
また、お堅い話をそのまま持って行っても分かりづらいので、こういった方法も試してみてはどうでしょうか?
※リアルタイム分析を忘れていたので追加しました。
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