やっと楊令伝を読み終わった
昨年末から読み始めてようやく読み終えた(全15巻)。
この手の本は一気に読まないといけないので、1月はほぼこれを読んでいた気が。
なんとなく感想を。
■「死域」の価値が下がった
水滸伝の時はもうちょっと紙面割いて徹底的に書いていたと思うんだけど、楊令伝になってからなんかあっさり。何度も投げ飛ばされて死域を見ました、強くなりました、みたいな。
黄信の時のように毎回書いてても読むほうが飽きちゃうってこともあるんだろうけど、やはり寂しい。死域はあまり使わずにここという時に使ってほしかった。
■やたらと現実的
水滸伝は志を追いかける漢たちの話だったけど、楊令伝は登場人物の個性が前面に出てきていて、それがせめぎあっている感じ。これはこれで面白くて、後半は一気に読んでしまいました。
■当然のようにどんどん死ぬ
こちらは前作通り。
急にスポットライトが当たったな~と思ったらやはり(笑)。もちろん、こいつが死ぬか!みたいなものたくさん。北方臭満載。
■継承と組織作りの本に思えた
まあ、宋江から梁山泊を引き継ぐって話しなのでこうなりますよね。中途半端なビジネス書を読むよりはこっちを読んだ方がいい。
次は岳飛伝を読みたいけどkindleストアで売ってないから出てくるまで待ちです。
Coldbox(WPのテーマ)の広告機能をテスト中です。