運営堂運営堂ブログgoogle analytics設定「Google アナリティクスの設定を教えて下ださい」というご要望が多いのですが実はやることたくさんあるんですよ、というお話し。

運営堂ブログ

「Google アナリティクスの設定を教えて下ださい」というご要望が多いのですが実はやることたくさんあるんですよ、というお話し。

先日のベースキャンプ名古屋さんでのセミナーのアンケートを見ていたら「Google アナリティクスの設定を教えて下ださい」というご要望がそこそこありました。このご要望って今回に限らずよく聞くことです。

タグはればOK！と思えるGoogle アナリティクスですがやり始めるとそうじゃないことに気付いて、じゃあどうすんの？ってなってくるんですよね。

それでは説明しましょう・・・、

とはなりません！

実はやることがたくさんあってとっても複雑なのです。

■まずはチェックリストで確認を

Google アナリティクスを設置する際はここに書かれていることを確認するのが基本です。
この時点でなんでこんなことするの？とか意味が分からない・・・となる人が多いと思うのですがどうしても必要になります。

もちろんこれ以下の場合もありますし、これ以上の場合もあります。

しかし、こういったチェックリストを作成できるか？必要な計測をあらかじめピックアップできるか？がアクセス解析をやる人には求められますし必須のスキルですので、この部分が分からない人はとにかく自分のサイトでもブログでもいいので設置をしてみてください。そうすれば徐々にわかってくるはずです。

■Google アナリティクスは後戻りできない！

Google アナリティクスは後戻りできないからです。これはビーコン型のツールの宿命なのでどうにもなりません。

設定していないデータは取ることができないので後から気づいてもデータが溜まるまで待たないといけないんですよね。さらに、途中で間違いに気づいてその影響が大きかったらそれ以前のデータは信頼度がないのですべて使い物になりません。費用をもらって設置をしていたりレポートの納期が決まっている時は致命傷になるので最初に徹底的に細かくやっておくことが大切です。

関係者ごとによって見たい部分も違いますし、外部のパートナーに見せたくない部分もあるでしょうし、デバイス単位で見たい時もあるでしょう。その時にはフィルタを設定したりプロファイルを分けるんですが、これも設定してから反映されるので最初にやっておかないとデータがないことになります。

とにかく後から騒いでもないものはないので最初に苦労してください、ということになります。

■AdWords連携、その他広告のURL生成、jsのプルダウンなどへのイベント、クロスドメイン、身内除外

最低でもこのあたりは確認＆設定する必要があります。

必要な時は上記リンクを参考にしてください。

■外部のASPを利用したカート、iframe、ソースが触りづらいCMSなど・・・

いろんなケースがあってその都度設置や設定で苦労しますので、こればかりはどれだけやったかによるってなっちゃいます。

まずはGoogle アナリティクスをきちんと使おうと思うと大変です、ということを分かっていただければと思います。

名古屋周辺の方は、
11/7(水)からベースキャンプ名古屋さんにてアクセス解析部を始めます！
をご利用いただいてもいいかも知れませんね。

※クロスドメインのiframeでスマホでイベントとって、とか言われると一気に経験値が溜まるかも(苦笑)

関連記事

Google アナリティクスの検索エンジン最適化でピボットを使うとウェブ、画像、携帯(スマホ)のデータが一括で落とせて便利です。
Google Analyticsのnot setをなくす方法
Google アナリティクスのgtag.jsでクロスドメインを設定をする方法