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アクセス解析イニシアチブの「LPOとA/Bテスト」に行ってきました。

2012/09/19に行われたLPOとA/Bテストに行ってきました。

A/BテストというとGoogle アナリティクスのウェブテストを使って・・・となるんですが、その前の考え方や運用面でのコツなどを知りたくて参加しました。

■ゴール設定・定量化したユーザー理解・仮説と検証

A/Bテストってバナーの色を変えたり、文言を変えたりと「とりあえず」やってしまうことって多いのではないかと思います。しかし、春元さんのお話ではゴール設定・定量化したユーザー理解・仮説と検証を考えないといけないということでした。

どこ(なに)を増やしたいのか?どんな人が来ているのか?どんなアイデアを思いついてどうやって確かめるのか?

ここがしっかりしていないとテストのためのテストになってしまって、結果もモヤッとしたものになってしまいますしテストすることの意味自体がなくなってしまいます。分かっていますがテストって言葉のイメージがそうさせてしまうかもしれませんね。

■テストをする仕組みがすごい

UIO戦略室にテストをしたい旨を伝える

メンバーがサイトを見てテスト案を考える

アクセス解析などからユーザーを想定

テスト内容を決定

実施

ここまでをその日うちにやってしまうというスピード感がすごいです。
テストする内容って考えだしたら結論を出すことを考えてしまいそうなので、解決したい問題と解決策を考えたら実施して検証するのがいいのかなと思います。

いずれにせよ「答えを考えて見つける」よりも「考えながら答えに近づく」という思考ですね。

■ベストプラクティスではなくて

ボタンは緑がいいとか赤がいいとかではなくて仮説検証のPDCAサイクルを回して改善していく、といったこともお話しされていました。

確かに緑とか赤って「SEOがいいとかリスティングがいい」という話に似てますよね。こういったテストも目標達成するための手段なのでここにこだわらずに進めていきたいです。

関係ないですがPDCAのサイクルを回すって聞くと、上杉家の車懸りの陣が浮かぶのは何故でしょうか(笑)。

サッパリ目のレポートですが、失敗を極度に嫌う世の中で何も進まないよりは失敗しながらでも進んだ方が良い、ということがハッキリしたことが最大の収穫でした。

春元さん、a2iの皆様ありがとうございました!