社内でのWebの活用を促進させるためにWeb担当者がやるべきこと。
悩まないウェブ解析担当者~押さえておくべき3つのポイント~でお話をしてきました!
このセミナーで社内でのふるまい方というか動き方について話しました。
アクセス解析をやるにしてもリスティングをやるにしてもソーシャルメディアをやるにしても社内でのWeb活用が上手くいっていないと全部上手くいきませんので、社内でWebを活用していくためにはどうすれば良いか?というところを簡単に。
■「ホームページ」の話をする
Webの業界にいればWebサイトとか単にサイトということが多いですが世の中は圧倒的にホームページです。公式HPってよく見ますしね。こうなってくるとWebサイトなんて言っていると通じませんし、専門用語使いやがって・・・となるので、可能な限りホームページと言うようにしましょう。
ホームページとはブラウザのホームを押した時に出るもので云々・・・と言わずにです。
ランディングページとかとかコンバージョンも同様ですね。
まずは相手の分かりやすい言葉で話しましょう。
■何でもいいから要望・意見を聞く
今の言葉でいえば傾聴でしょうか。
こちらの意見を言う前に相手の言いたいことを聞くということですね。
ただでさえ分かりづらいホームページのことを話すんですからこっちから話してしまったら相手も話す気をなくしてしまいます。
ここはFlashがいいとか、ここが赤じゃなくてオレンジがいいとか、いろんな意見が出てくるかも知れませんが、相手が自社のホームページに対して思っていることを丁寧に聞いていけばヒントも見つかりますし、相手とのコミュニケーションをとることもできます。特に営業さんはお客様と話しているので良いヒントがきけると思いますし、ホームページでやるべきことが見えてきます。
■レスポンスは「直接話す」こと
メールで返してはダメです。
社内のルールがそうなっていてもできるだけ直接話した方が良いに決まってます。
この前聞いた○○は△△の理由でボツになってしまいましたが××といった感じでやることになったので少なからず反映されると思います、といった感じで話していけば相手も悪い気はしないでしょうしこれからもヒントをくれるかもしれません。机に前に座るのではなくて自分から出向いて話すようにしましょう。
■成果は他人に譲ること
ホームページだけで完結することってほとんどありません。
通販サイトだって出荷の人や注文を処理する人がいて初めて成り立つものです。
ですので、ホームページ経由の問い合わせや注文だからと言って自分たちの成果を主張せずに、周りの人たちがその後をきちんと進めてくれた成果だと思うようにしましょう。
そうすれば会社全体でWebの活用が進むでしょうし、ネットを使ったマーケティングも進んでいくに違いありません。
■Webの活用が必然になるように
上手くいってこれば他の人たちから見てもWebの活用が重要になってきますよね。
こうなるとあとはその流れに任せるだけです。
自分がやりたいこと、他の人がやりたいこと、会社がやりたいことでWebが活用できそうなことを考えて実施していき、アクセス解析などで効果測定をしていくパターンとなります。
いきなりアクセス解析だ!といっても上手くいかないのはこういったステップを踏んでないからですね。
■お金をかけすぎないこと
最後はやっぱりこれ。
Webに関することってやり始めればきりがありませんし、顧客DBとの連携などもでてきてどんどんお金が必要になります。
ここまでくると経営的な話になってきますが、Webにどれだけお金を使えるのか?を把握しながら進めないといけません。
最初から考慮すべきでしょうが予算があったとしても信頼されていないうちは使ってもらえないので同じことですね。
こういった動きってWWebに限らず全般的に言えることですので、仕事のスキルとして身に付けておきたいです。