「街道をゆく (1) 甲州街道 長州路ほか」を読んだ
古戦場や史跡を巡りながら旅をしたいな~と思いつつも近所の史跡すら見に行けていないので気分だけでもと思って購入。
この本は面白い、面白すぎる。
日本のことを知っているつもりで知らなかったことがたくさん書かれているし、歴史についても深く学べる。全巻読まないと気が済まないな、こりゃ(笑)。
■とにかく知らないことだらけ
信長が浅井に裏切られて逃げる時に朽木谷を通ったことまでは知っていても松永久秀が道案内したとは知らなかったし、安曇人やカモ族がいてそれが今の地名や名字になっているとか、松下村塾四天王の吉田稔麿のこととか、とにかく知らんことだらけ。読むこと全てが新しいといった感じです。しかも当然のことながらとにかく詳しく書かれています。
読んでいるとその土地の雰囲気が分かるしすぐにでも行きたくなる。
今から30年以上前に書かれたものでその時すでに開発が始まっていたそうなので、今となっては司馬遼太郎さんが見た風景はほとんど残っていないと思いますが・・・。
漢字も多いので読むのに時間がかかりそうですが面白かったの一気に読破。そして二巻を注文。これって全部で四十三巻まであるのね。頑張ろう・・・。
街道をゆく (1) (朝日文芸文庫)
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司馬 遼太郎
朝日新聞社
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