悩まないウェブ解析担当者~押さえておくべき3つのポイント~でお話をしてきました!
JWDAウェブ解析士認定講座 : ウズ株式会社 UZ INC.
でお話をしてきました。
初めて三軒茶屋に行ったんですが、細い路地にお店があったり商店街っぽいところもあってなかなか面白い街でした。もうちょっと早く行って散策すればよかったな~と思いつつも暑かったので次回の楽しみに取っておきます。
■数値を見てコメントするのは難しいようで・・・
レポートの基本的な作業で、サンプルレポートのコメント欄にコメントをしていただく課題です。
これが意外と難しかったようで・・・。
日頃、施策の効果測定にアクセス解析を使っているので難しかったとか、どんなサイトかわからないから、とかいろんな理由がありましたが、アクセス解析をやっていくのであれば様々状況に対応できないといけませんので、数字から問題点をつかんだり分からないことが何でそこはどうすれば分かるのかをできるだけ早く抜き出さないといけません。
自社サイトの解析やっていたとしても違うサイトを解析するかもしれませんし部署が移動して営業よりの解析をするかもしれません。サイトが分からなくて数字から判断しないといけない時もありますし逆の場合もあります。さらに問題点をつかんだとしてもそれに対して何かしらのアクションをするのか、アクションアどうするのか、今のままでもやっていけるのか、などを判断してコメントしないといけません。
ここはお客様向けのレポートをどれだけ出してきたのか?という経験になってきますので数をこなすしかないかなと思います。
■数字を見すぎてしまうようで・・・
やっぱりアクセス解析をやっていると数字を見ちゃうんですよね。
それよりもサイト上で何が起こっているのか?それは何故なのか?を考えないといけません。データの取得に問題があるかも知れませんし、サイトに問題があるかも知れません。そういった問題ってアクセス解析のデータに表れてくるんですよね。数字を見る前に全体の把握に努めましょう。
あとは細かいところを見すぎないこと。
メモに残しておくのは構いませんがコメントしても意味がないことってたくさんあります。気づきメモのまとめがレポートのコメントということを意識しておくといいですね。
■社内でのふるまい方というか動き方についても話しました
社内でWebを活用していくためにはどうすれば良いか?という現実的な部分です。
- 「ホームページ」の話をする
- 何でもいいから要望・意見を聞く
- レスポンスは「直接話す」こと
- 成果は他人に譲ること
- Webの活用が必然になるように
- お金をかけすぎないこと
お話ししたのはこの内容。
アクセス解析とは全く関係ありませんがここを押さえておくだけで格段にアクセス解析がやり易くなりますし、会社全体としてのWeb活用が進むはずです。
詳しく書くと長いので別の記事としてまとめますね。
■ちょっとだけGoogle アナリティクスの話も
最低限見るべき項目をお話ししました。
見すぎると何をすれば良いのかわからなくなるのでまずは集客と成約のところを見て、そこか改善していきましょうと言うお話です。単純なことですがこれだけで変わることってたくさんあります。あとはそれの応用なのでまずはここから。
■自分ができること、アクセス解析でできることをやりましょう!
それをやるとどれだけ改善されるのか?
それをやると本当にうまくいくのか?
などの質問ってお客様や上司の人からされることって多いですよね。
アクセス解析が出てくる改善案って仮説の域を出ないので結果の保証なんてできませんし、してはいけません。自分が責任を取れる範囲を超えていますからね。
改善案の根拠をしっかりさせることと、施策を実施した場合のオプションをたくさん持っておくとで対応できると思いますので、くれぐれも決め打ちで提案しないようにしてください。
数字を見て判断してそれが必ずうまくいくのであればアクセス解析じゃなくて何かに投資した方が良いと思いますし(笑)。
■必要なのはセミナーじゃなくて話し相手
くどいようですが解析をやっている人って孤独な人が多いので、解析について気楽に話せる仲間を見つけておくのが重要だと思います。こういったセミナーで知り合った講師や参加者、主催者の方々とは食事をしたり自主的な勉強会を開催したりと交流を深めておくことをおススメします。
それだけで日頃の負担が50%は軽減されるはずです(当社比)。
参加者の皆様、主催のウズ様、ありがとうございました!