ネットでの買い物は男女の違いがあるのか?
ECサイトの画面設計–男と女、買い物の行動パターンはどう違う?
・対象サイト:楽天市場
・被験者:オンラインショッピング経験のある20代~30代男女、各3名
・タスク:バレンタインデーもしくはホワイトデーのギフトを楽天市場にて購入する
・予算:どの被験者にも始める前に予算を設定してもらった。6人とも3000円程度を目安としていた。なお、バレンタインデーのギフトはチョコレートと相場が決まっているのに対し、ホワイトデーのギフトにはこれといって決まりがない。そこで今回のテストでは、男女の条件を揃えるため、男性の被験者にはテスト前に前もって買うギフトを決定してもらい(例:花など)、その商品を探しにいってもらうこととした。
ということなのでちょっと人数が少ない気もしますが、なかなか興味深い調査です。
私の場合は、買うものを決めていない場合は特集バナー等から入って、いろいろ情報収集をしてから個別商品の検索って流れでしょうか。
女性は、探す商品のイメージをある程度自分の中に持ちながら、抽象的なコンセプトを基準に商品を選択します。一方男性は、まずは大まかに検索をかけ、その後、金額や形態などのフィルターを使って合理的に商品を絞りこんでいきます。
まさに私は男性の流れそのものでございました(笑)
サイトを制作する際に漠然と「女性向サイト」と依頼されることもあるんですが、こういったことが頭に入っていれば大きく方向性をはずこともなくなるんじゃないかと思います。