「振り返る時間がない」と言うなら、練習を減らせばいい 。という中竹さんの記事を読んで思うこと。
スポーツナビ , ラグビー , 中竹竜二氏が語る「世界で勝つために」必要なこと(1/2)
中竹さんと言えば早稲田のOBで監督も務められましたよね。その中竹さんは現在、日本ラグビー協会コーチングディレクターになっていまして、講演の記事がスポナビに上がっていました。
■見出しだけで参考になった
- ラグビーを「構造化」して「整理」する
- ゴールを設定し、戦略、戦術、技術、動作を考える
- 一貫性のある「世界一のコーチング」を目指す
- コーチが「振り返る時間がない」と言うなら、練習を減らせばいい
「すべてはサッカーを向上させるために」 、という記事から改めて思うこと。でも同じようなことが書きました。やっぱり現状を整理して、目標を決めて、手段を決めて、ぶれない運営していくことが大切。そして、忙しいというならば何かを削るということ。
一番難しいのは削ることだと思いますが、優先度や重要度を考えれば自然と削るものは分かってくるので、削る勇気をもって取り組めるかがポイントですね。
■今は良くてもいずれ頭打ちになる
若い世代を教える先生たちに言うのは練習を減らしてくださいと。「プロじゃなくて、毎日練習しているからプランニングやレビューはできない」と言われます。だったら練習を減らして一週間に一回でもスタッフがじっくり考える日にして、選手はウェイトをやるか、一緒に考えてもいい。
ユース世代がスコットランドに勝ちましたが、当然だと思っています。ユース世代で世界で一番練習しているのは日本です。毎日練習して週末も練習している。こんな国はほかにありません。それでも世界で一番強くなれてないのは練習効率が悪いからです。忙しいと言うなら練習を減らして準備して振り返って考える、考えさせる時間をつくってくださいと言っています。
最初はがんばりだけでどうにかなる。しかし、効率よく頭を使いながらやっていく方が最終的には勝つということですね。
Webサイトも最初はバリバリ更新して広告を出していけばどうにかなるかも知れませんが、いずれ頭打ちになってしまうことは間違いありませんので、最初から少しずつ考えていく時間を取っていくことが必要だと思います。
アクセス解析はそのためにあると思いますし、新しいGoogleアナリティクスはレポート出力というよりも全員でライブで見ながら議論するツールになっているのでこういったことに向いています。
レポートを作る時間、見る時間、聞く時間、それを効率化してしまえば上手くいくはず。