トライデントコンピュータ専門学校様でアクセス解析ワークショップを行いました!
昨日(11/11/10)にトライデントコンピュータ専門学校様のWebデザイン学科1年の人たちとアクセス解析ワークショップを行いました。ワークショップなのでGoogleアナリティクスの機能などはほとんど説明せずに、実際にどうやって改善していくのか?をメインにお話ししました。
■課題として事前にユーザー像をイメージしてもらいました
Googleアナリティクスかのデータからユーザー像をイメージしてもらいました。
数値の話になると用語や定義の話になってしまいますし、こういったものはツールや時代の流れで変わっていくので、学生さんに話してもいざやってみよう!という時に使えないものになってしまうからです。
ユーザー像が分かれば解析するときの仮説も立てやすいですし、実際の営業やマーケティング担当とも話がしやすくなります。みんなの共通言語になるわけですね。
■全体の流れとしては実践的に
アクセス解析からユーザー像が分かったとしても、そこからはアクションにはなかなかつながりません。定番の「ふ~ん」が待っているだけです。ですので、授業ではそこから改善ポイント・改善案を見つけ出して効果測定をどうするといったあたりまでを90分×2コマで行いました。
デザイン学科の学生さんなので見栄えの改善がたくさん出るかなと思ったのですが、実際はコンテンツ面が多かったのは意外でした。そのコンテンツをどう見せるかはその先の話なのでこうなったかも知れませんね。
■講義は質問とチャットとマインドマップ
愛知大学の授業でも同じことをやっているのですが、私が質問をして学生さんにチャットで回答してもらい、それを私がマインドマップにまとめるといった流れで進めました。大人向けのセミナーでも質問をしたときの反応って鈍いことが多いので、学生さんで口頭での回答求めるのは酷といった感じがしますしね。また、チャットを使うとマインドマップにコピペするのが簡単というメリットもあります(笑)
質問の内容は、Webサイトは何のためにある?とかサンプルとして上げたサイトの目的は?とか誰が見に来る?とか簡単そうでなかなか分からないものにしました。学生さんって答えを探すので思いついたことがなかなか言えないんですよね。そのあたりを踏まえてわざわざ答えのないものを質問して、出てきたものにコメントしながら膨らましていきました。そんなことで良いのか!間違いってものはないんだ!言ったものをまとめればいいんだ!といったあたりが分かってもらえたかなと思います。
スライドは絵もなくイメージ画像もなくひたすら文字。しかし、一人で考えたり二人で考えたり、チャットで発表させたり、口頭で発表させたりと変化をつけたので、シンプルなスライドでも賑やかな雰囲気で授業ができたのではないかと思います。
このような機会をいただけてとても楽しかったです!
トライデントコンピュータ専門学校の河口先生、高木先生、その他の皆様、話を聞いてくれた学生のみなさんありがとうございました!
学生さんは一人ずつブログを持っているので、感想が楽しみです!
※トライデントコンピュータ専門学校様での紹介記事
Webデザイン学科 運営堂 森野 誠之氏による特別授業!,トライデントコンピュータ専門学校 名古屋(ゲーム・CG・キャラクターデザイン・Web・CAD・情報処理)
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