リスティング広告-成功の法則-を何度も読んだ
先日のガチ勉でリスティングのワークショップをやりましたので、自分で管理しているリスティング広告を見直していました。当然、勉強会の内容は反映させるまではできましたが、細かいところでこれどうするんだろう?という箇所が出てきて唸っておりました。そこで机に積んであった(ごめんなさい!)この本を手に取ってみるとあっさり解決・・・。
何度か目を通しているはずなのに全く頭に入っていないという情けなさ。やっぱり知識と経験は車の両輪でどちらが欠けてもいけないということですね。
■一気にマスターするのは無理
この本にはいろいろなテクニックが書いてあって、しかも阿部さんの文書が分かりやすいので理解したつもりになるんですが、リスティングの運用経験が浅い人にはボリュームが多いかなと思います。
まずはchapter1~3の内容をアカウントに反映させて、日々の運用でそれ以降を徐々に反映させていけばよいと思います。その間はキャンペーンの作り直しなどが何度が出てくると思いますが、その都度レベルが上がっていることには間違いがないので、根気よく続けていくことが大切ですね。
そうやって何度か作り直している間にエクセルやAdwrods Editerでの作成もできるようになるので、自分の中でリスティングのPDCAを回していくことが必要です。また、地域や曜日を絞った配信も分かってきます。このあたりがchapter4。
■リスティングだけでは完結しない
リスティング広告で訪問者をサイトまで誘導することはできます。しかし、それ以降は自社の商品やサービスやwebサイトの力になってきます。広告出しました、アクセス増えました、売上変わりませんでした。といったことにならないためにも自社の特性を踏まえたサイトとリスティングの運用を続けましょう。この時にはアクセス解析も必要ですね。といったあたりがchapter5。
それ以降はモバイルなのでこれは必要に応じて対応していけばいいと思います。
■結果的に阿部さんの思いが通じた
本書がみなさんの貴重な情報源の1つとなり、デスクの片隅において頂けるような「本質を」ついた書籍なれば、と心から願っています。
とまえがきに書かれていました。
冒頭に書いたように、結果的にデスクの片隅に置いてあって本質を知りたい時に手に取っていましたので、結果的には著者の阿部さんの思いにそったかたちになっていました。本質をついている内容だからこそ困った時に頼れるわけですし、そういったものは本棚に入れるよりも手元に置いておきたいですよね。
リスティングの運用は試行錯誤の繰り返しです。こういった本などから正しい知識を得ながら徐々に進んでいきましょう。
ソーテック社
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