ちょっとだけTwitterの分析をしてみた
大仏ツイートが500RTを超えたので、分析してみたいな~と思ったんですが、Twitterの分析ってかなり面倒です。いろんなところからデータをかき集めないといけないですからね。また、大量のデータをゴリゴリ分析するってイメージがありますが、小規模のサイトを運営している場合はそこまで時間&費用をかけられないので、そんなTwitter中でも比較的お手軽に分析できるツールのご紹介です。
■URLを含むツイートの場合
Twitter上に流れている自社のURLをRSSで取得する方法
で書きましたように、この方法を使ってRSSとして取得してしまうのが一番便利です。日々の情報チェックと同時に自社のURLを含むツイートが分かるので、どの程度広がったかがすぐにわかります。もちろん短縮URLを使っている場合でもOKです。通販サイトなどを運営されている方はフォロワー数以外にもこういったものをチェックするといいですね。
その他にはこんなツールがあります。
Topsy – ソーシャルウェブをリアルタイムに検索
有名なツールです。ここでURL検索すれば同じようなことができます。
Twitter アクセス解析「TwiTraq」:無料で発言や反応、キーワードを保存
短縮URLのクリック数はこれ使えばOKです。bit.lyなら末尾に「+」をつければクリック数が分かります。
■URLを含まないツイートの場合
まずはこれを使ってFAV数とRT数を把握です。
Favorite Tweets and Retweeted Tweets – Recent Most Popular Tweets on Favstar.fm
アカウント名を入れれば人気のあった順に表示されます。これでツイートが伝播していったかが分かります。あとはRTしてくれたユーザーのフォロワー数を足していけばどれぐらい広がったかが分かります。かなり面倒ですけどね(笑)
RT(QTでも)されたものを時系列で追う場合はこちら
The Archivist Desktop By Mix Online
ダウンロードしてインストール後に指定のキーワードで検索すればテキストデータが落とせます。重要なのは狙ったツイートだけを拾うことで、大仏ツイートでは「昔 遷都 元号 大仏」で検索しました。くれぐれも他のツイートとかぶらないようにしてください。ツイートするときにユニークになるように考えておくといいかと思います。時間のある時に大仏ツイートの時系列での広がりをグラフにしたいなーと考えております。
検索結果をエクセルに落としたい場合はこちら
Searchtastic.com – search Twitter history and export tweets to Excel
日本語は検索できないの注意。
■誰が拡げたかを見る
viratter – twitterのRTを可視化
Retweeter! 2011 年 04 月 10 日の人気の ReTweet
viratterは直近の24時間のRTがツリー形式で見られます。Retweeterは人数もわかりますが50RTまでなのかな?ツイートは放射状に広がっていくので誰がRTすると広がるのか?が分かると情報の出し方も見えてきますね。
上記の内容をツイートの内容やタイミングで評価していけば、そこそこお手軽に分析がではないのでしょうか?ツイートごとに見ていけば拡散してくれやすい人が見つかると思います。
■とにかく面倒&鮮度が重要
Google Analyticsのように一つのツールで分析ができないので、色んなものを組み合わせてエクセルなどで集計していくことになります。ポイントはやはり最初に何を知りたいのか?が明らかにすることです。明らかになっていないと何もわからずに時間が過ぎていってしまって、データが持ってこれなかったりということになってしまいます。たくさん取りすぎようとせずに的を絞って素早く分析したいですね。
APIとかゴリゴリ使えればいいんでしょうが、そうじゃない人にとってはこういったツールは便利だと思いますので、お時間のある時にお試しください。