サイト運営でよくある、笑えるような笑えない話トップ7
サイト運営をしていると、えっ?と思うようなことがちょくちょくあります。その中でビックリ度の高い順に7件挙げてみました。思い当たるものがあったら要注意です。
■リスティング広告などのコンバージョンタグが広告リンク先ページ(主にトップ)にはられている
夢のコンバージョン率100%の広告です(笑)
コンバージョンタグは多くの場合、お問い合わせや購入完了ページにはられます。こうすることで目的達成にどれだけ広告が貢献したかが分かるわけですね。場合によってはフォームのページなどでもいいと思いますが、広告のリンク先だとクリックされる=コンバージョンなので何の意味もないです・・・。
■canonical属性が全てのページで同じページ(主にトップ)
canonical属性とは、検索エンジンに正しいサイトのURLを認識させるために使用される属性のことです。例えば「http://www.hoge.com」と「http://www.hoge.com/index.html」で同じページが表示される場合などに使われます。こちらのサイトに詳しく載っていますのでご確認をcanonical属性はとてもよい仕様 , ueblog。
これが全てのページで同じということは、1ページしかないことを意味しますので、何万ページあろうがそのページしか引っかからないことになりかねません・・・。
■HIT数をアクセス数と勘違いしている
HIT数とはwebサーバーに要求されたファイル数のことです。画像やCSSなど全てのファイルの数なので1ページだけアクセスした場合でもHIT数は10~100ぐらいになる時があります。つまりGoogle Analyticsなどを入れたとたんにアクセス数が1/10~1/100になっちゃうわけです・・・。レンタルサーバーについている解析ツールだとHIT数が出でている時がありますので、数字の定義はきちんと把握しておきましょう。
■SEO対策したいキーワードがサイト内に存在しない
検索で出てこないと質問されたときによくあるのがこれです。サイト内に存在しないキーワードで検索エンジンからアクセスはないですよね。単純なようですがこれって意外と多いので、SEO対策するキーワードは必ずサイト内に入れておくようにしましょう。
■アクセス解析のタグがトップにだけ貼られている
ほぼ間違いなく、平均はPV1、直帰率は100%、滞在時間は0になっちゃいます。アクセス解析を設置してありますので見てください、と言われて見てみて驚き(笑)。カウンターとほぼ変わらないです。解析タグは必ず全てのページに入れておきましょう。Google Analyticsの場合は以下の方法で確認です。
Google AnalyticsのタグがはってあるかをチェックしてくれるSiteScan
■リスティングを自分で押しまくる
自社名などで競合が多い場合は、自社名などでリスティング広告を出す時があると思いますが、それを自分でクリックしているということがよくあります。自社サイトにアクセスする時に社名で検索して、一番目立つリスティング広告をクリックしてしまうわけですね。そんな時に限って広告の競合が少ないので1位に出ちゃうという皮肉(笑)。当初の目的は果たしているんですが・・・。
■ページをどんどん削除する
このキャンペーンは終わったから告知ページは削除しよう!という感じでどんどん削除してしまう人がいますが、これは非常にもったいないです。ページを追加していくことで全体のキーワード数が増えますので、地道な検索エンジン対策になっています。せっかく作ったページは残すようにしましょう!
当たり前のようですが意外と落とし穴なので、これらのことには気を付けてくださいね。