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政治とカネを読んだ

ちょっと前に話題になった本をいただいたので読んでみました。海外だと元首相とかは自伝を書くことが多いんですが、日本だと暴露本っぽくなるのが何とも寂しいものです・・・。やってることはミスター高橋の「流血の魔術 最強の演技」と変わらないよな~。

■確かに政治とカネの話が満載

「立たぬ金ははした金」という言葉があって300万から札束は立つそうなので、それに満たないものははした金と言われているとか、公認料が500万とか、自民党が1回の選挙で80億円投じたとか、聞いてあきれるような話が満載です。まあ、カネが動くということはどこかで消費があるわけなので、いい面もあるかも知れませんが、これが日本なんだな~というのが実感です。どれだけ規制したところで他のものに形を変えるだけなので、いたちごっこでしょうから。

■裏話もありますが・・・

社会党は最終的には賛成するけどやるなら見せ場をつくれとか、こちらもため息が出るようなことばかりが満載です。週刊誌に書かれていることはほとんと事実だというのもアレですね・・・。

■さっと読めるので移動時間などに

政治の世界はこうだということがわかる本ではあるので、さっと読んでおいてもいいかと思います。文章はとても読みやすいので1時間そこそこで読み終ることができます。移動中の電車の中などで読んでみるといいですね。

たまにはアクセス解析やweb関連の本を読んで頭を柔らかくしておきましょう~。

政治とカネ―海部俊樹回顧録 (新潮新書)
海部 俊樹
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