愛知大学オープンカレッジ講座の第3回が終わりました。
今回は外注費を減らすための秘訣をお話ししました。自分たちできることはどこか?外注する時にはどこに注意するのか?制作費はどれぐらいかかるのか?といったあたりです。
■制作費といっても幅が広い
ホームページの制作費はデザインとコーディングと思われがちですが、設計やサーバー準備などの作業もありますし、原稿作成や画像撮影の作業もあります。公開後の集客やアクセス解析なども出てきます。さらには更新作業も出てくるので、どこまでを見て予算を組むかでできることが大きく変わってきます。
■制作費ってどれぐらい?
という質問はよく受けます。全体像が分からない限りは予算は出ないですし、作業も見えない中で金額を出すのはほぼ不可能です。講座では実際のホームページを見ながら大まかな制作費を算出することをやってみて、制作費のイメージをつかんでいただきました。基本はどれも同じで、あとはそれに付随するものがどれぐらいあるのか?が分かればなんとかなると思います。
■自分たちでできること
自分たちできることは増えればかかる費用が少なくなります。自分たちできることは考えること、書くことがメインで、CMSを入れてしまえば更新をすることもできます。相見積りをとって価格を下げることも大切ではありますが、自分たちでできることを増やしていくことが長い目で見ればコストダウンになります。
■WordCampで話したからというわけではないですが
お手軽に始めるのならやっぱりwordpressがおススメです。適当にいじっていておかしくなってももう一度入れてしまえばいいですし、プラグインを追加することでどんどん機能追加ができますし、何といっても無料です。コストをかけない代わりに自分で汗をかけば意外と何とかなるもんです。実際に上手くいっている通販サイトやホームページはとにかく担当の方が自分たちでやろうという意識が強いです。分からないから教えてほしい、ではなくて、これがやりたいから教えてほしい、といった感じです。
次回は検索エンジン最適化(SEO)です。
余談
WordCampのテンション半分ぐらいで今日の講義に臨んだので、自分としてはなんだか話していて楽しかったです。衣袋さんが言っていた話していて気持ちいいというのはこんな感じなのかな~と思いながら話していました。時間が遅いせいか目をつぶって考えことをされている方もチラホラ見えましたが・・・。