ヒートマップを使ってクリックされている場所やコンテンツを探す
アクセス解析といえばGoogle Analyticなどの解析ツールがすぐに思い浮かびますが、ヒートマップをあわせて使うことでユーザーの動向をより詳しく知ることができますので、導入が可能であれば入れてみましょう。
■ヒートマップとは
クリックされた場所がサーモグラフィのように分かるモノのことを言います。
基本的にはクリックされやすい場所、コンテンツを確認するために使います。デザインでさんざん悩んだバナーがなんてこともないテキストリンクよりもはるかにクリックされていることや、何もないのにクリックされやすい場所などが分かってくるのでサイト内での導線を作るに役立ちます。
■User Heat
マウスの軌跡、クリック場所、読まれた場所が分かるツールでしかも無料です!
その代りサイト下部に自社のデータが公開されてしまう可能性があるのには要注意です。有料版のUser Insightはもっと高機能ですがいきなり導入しなくてもいいと思います。
■ClickHeat
単純にクリックした場所だけが分かる無料のヒートマップツールです。うちのサイトの場合はこんな感じなってます。
会社概要が人気のようで、運営堂とはいったい何者なのか?といったことを皆さんお知りになりたいようです。もうちょっと詳しく書かないといけませんね。
■活用方法
クリックされやすいリンクのリンク先ページでどのようにユーザーが行動しているかをチェックします。クリックされやすくても異動した先のページで離脱が多かったり滞在時間が短かったりするのはもったいないので、そのページのコンテンツの見直しをします。また、あまりにもクリックされているコンテンツはリスティング広告でランディングページに設定したりSEOのキーワードを変更して、ユーザーの無駄なクリックを減らすことも考えます。
クリックされている理由が場所なのか、コンテンツなのか、クリエイティブなのかの検証にも使えます。一定期間でレイアウトやバナーデザインを変えてみてクリックされやすさを見ていけばそのあたりの答えが分かってきます。
■注意点
ページ上の場所で測定していますのでブログや新着情報のように中身が一定ではない場所にはあまり役に立ちません。
ヒートマップを入れてみると予想もしなかった場所がクリックされていたりして新たな発見があると思いますので、是非とも入れてみてください!