タグをExcelでもらって、サカろうの山田大記さんの話を思い出して、認知負荷について考えた

何気なくつぶやいたことが後から他の情報とつながったので、何をどう考えたかを残しておきます。
タグをExcelでもらうと「”」が邪魔なわけです
こんなつぶやき
これはなぜかといいますと、Excelではセル内で改行がある場合に、テキストファイルだったりGoogle タグマネージャーの画面にコピペすると「”」が勝手に付加されてしまうからです。これを消すのが面倒ですし、消すときに必要なものを消してしまう可能性もあるので、できるだけ手数をかけたくなんですよね。
送る側からしたらテキストファイルに貼る方が面倒だというのもわかるのですが、どうしてもお互いの確認作業が増えちゃうのがねぇ。
Googleドキュメントに貼ればよい or 最初からGoogleドキュメントで
実はこれだけでこれで解決するのです。
縦にずら~~~~~と大量のタグが並ぶのもみづらいし、タグのそれぞれに見出しをつけるのも手間な感じではありますが、タグが確実に相手にわたることを考えたらこれでもいいと思ったりしてます。
余談・タグが画像で来たこともあった
タグの受け渡しって意外なことがあるのです。
- 画像で来る:手打ちは無理
- PDFで来る:これもコピペミスが起きますし手打ち不可
- Word、パワーポイントで来る:無駄な改行、文字化け、などなど…
面白いですね。
何が言いたいかというと認知負荷は下げたいのです
- タグの修正が発生するので避けたい
- 確認作業が発生するのが無駄
- お互いに認知負荷がかかるようなやり取りが無意味
- 考えずに決めごとで進むのであれば他のことに注力できて生産性が上がる
って思うんです。
いきなりは無理なのでやりながらいい方法を考えてもいいですし、上流工程の人がスムーズに進める方法を考えてもいいかと。とにかく、やるべきことに注力できる環境を作りたいですよね。
サカろうの山田大記さんの話を思い出す
チーム戦術がしっかりしていて、立ち位置とかボールの回し方のルートがはっきりしてるところでやっていると、味方の位置って見なくてももう全部分かってるんですね。なので相手だけ見て、相手がこっち切ったからこっちとか、こっちから捨てるからここが開いてるとかっていうだけで判断できるんですけど、それを味方も見なきゃいけないってなると、一気にこう自分たちのインプットすべき情報量、判断要素が増えてしまうので、その自分たちの方の位置が分かってるだけで圧倒的に判断スピードっていうのは上がるし、もちろんその判断の質も順じて上がってくるんじゃないかなと。
決めごとがあって浸透していることで認知負荷が下がって、判断の質が上がりプレーの質が上がる。
これってさっきのタグの話と似てると思います…よね?
決めごとがあるとメリットが多い
認知リソースの効率的な配分
たとえば、書式のフォーマットや作成のルールが決まっていると、「この書き方でいいのかな?」と悩まずにすむので、頭を使う量を減らせますよね。山田さんはこれを「自動で動くしくみ」と言っていました。
レビューやチェック工程の簡略化
決まりごとがはっきりしていれば、「これでいいのかな?」と確認する手間が少なくなります。動画では基本の動き方が決まっているからこそ、特別な状況にもすばやく対応できるという話。
チーム全体の「強度」向上
個々のメンバーが基本的な部分で迷わなくなると、チーム全体の処理能力や創造性が高まります。「強度の高いトレーニング」=「レベルの高い仕事」が可能になることで、パフォーマンスも上がります。
まとまらないのでAIによるまとめ
動画での「強度の高いトレーニング」の考え方と、筆者が指摘していた「認知負荷の軽減」は同じ目標を持っています。それは「本質的でない部分の判断コストを下げ、重要な判断や創造性に注力できるようにする」ということです。
チームの生産性と品質を高めたいなら、まずは「決めごと」を整備することから始めてみてはいかがでしょうか。
文章の締めに「いかがでしょうか?」を初めて使った気がする。