「一つのコンテンツを多角的に切り出す」ということについて
地方の中小企業がブログで情報発信をするメリットとは? – 週刊はてなブログ
地方の中小企業がコンテンツを作り続けるためにはどうすればいいのか。JADE社の代表取締役社長・伊東周晃さんと、名古屋を中心に地方のウェブ運用を支援されている運営堂の森野誠之さんに語り合っていただきました。広告とコンテンツの違いや、地元目線のコンテンツのつくり方など、企業の情報発信担当者が知っておきたい情報満載です。
こちらの記事が公開されてTwitterのコメントなどを見ていると以下部分ついてのものが多かったです。
特に地方の中小企業は、潤沢に予算があるわけではありません。なので、私がおすすめしているのは、一つのコンテンツを多角的に切り出すという視点を持つことです。例えば、YouTubeの動画をつくったのであれば、文字起こしをしてTwitterに投稿してみたり、画像として切り出してInstagramにアップしてみたり。予算をそこまでかけなくても「細かく広く」やることはできます。
https://blog.hatenablog.com/entry/local-business
「一つのコンテンツを多角的に切り出す」と書くと難しいことのように感じますが「たくさんのコンテンツを作るのが面倒なので一つのコンテンツでできるだけ楽をしたい」ということです。
例えば毎日堂の場合
有料メルマガとして
そもそもメルマガなのでそのように使っていて多少なりとも収益になっております。情報収集が面倒な人には便利に使っていただいているようです。
ネッ担まとめの元ネタとして
ネッ担まとめとはこちらです。
ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム
毎週火曜日に公開されているEC業界のニュースまとめで、その元ネタは毎日堂を書くための集めている情報です。ネッ担まとめのための情報収集はしていないです。日々続けていることからECだけを切り出すということですね。
運営堂がゆく業界対談の元ネタとして
運営堂がゆく業界対談とはこちらです。
運営堂がゆくEC業界対談一覧|ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」
不定期に私が取材したものを記事にしていまして、こちらの元ネタも毎日堂を書く途中に見つけた記事です。自分が知りたいと思ったことや知りたい人が多いかな~と思ったネタを取材しています。
自分のデータベースとして
誰かに何かを聞かれたとかちょっと知りたいと思ったときに毎日堂検索をします。毎日堂検索とは、Gmailで毎日堂をラベル付けをしておいてこのラベル内で検索するというものです。「Shopify」とか「ITP」で検索するイメージですね。実は毎日堂で書いているコメントも検索用に書いている場合もあります。
クライアントへの情報提供に
この記事はクライアントに役立つな~と思ったものは積極的にシェアしています。何か提案してくださいとか言われる前にこちらから情報提供をすると信頼度が上がるのではないかと思っております。
こんな感じで一粒で何度もおいしいように考えております。
記事を多角的に利用している例
ECzine業界対談の記事でも取材させていただいた平山枝美さんがうま~くコンテンツを多角的に利用されています。
まずはブログで
このようにブログで接客についてヒントについての記事を書かれています。
インスタにイラスト
平山枝美(@emihirayama.notes) • Instagram写真と動画
インスタはビジュアルが重視されるということで、ブログ内のイラストをインスタにアップされています。これだけで何を伝えたいのかがわかりますよね。1記事に複数のイラストが上がっている場合は1投稿に複数アップするとそれだけで意味が通じるようになっています。これはうまいというか、イラストが描けるっていいよな~と素直に思います。
もちろんTwitterにも
(1) 平山枝美/『売れる販売員が絶対言わない接客の言葉(12刷)』著者さん (@emihirayama) / Twitter
投稿はブログ記事だけではないですが、ブログの場合はちゃんとイラストも上がっていてTwitterの上限は4枚なのでそれもうまく活用されています。
多角的=チャネルにあった形式に
ということです。
メルマガ、ブログ、Instagram、Twitter、Facebookなどなど、チャネルに合わせた形式でコンテンツを使っていけば多角的に展開できます。ポイントはコンテンツを作る時にそこまで考えておくこと。いきなりできなくてもいいので、やりながら調整していけばいいです。私も最初はメルマガしか書いて無いですし、平山さんも以前のブログはイラストがないときもありましたから(本を出されたときかずっとブログを読んでまして)。
あとは基準というか得意なチャネルがどこかということ。
得意なチャネルでしっかりとコンテンツを作っていくとうまくいきます。文字なのか、イラストなのか、動画なのか、音声なのか、紙媒体なのか、なんでもいいので1つ得意なところを作りましょう。
中小企業のいいところは一人で管理できるところ
中小企業だと一人ですべてのチャネルを管理していることが多いですよね。一人であればどのタイミングでどのチャネルに何を出すかの管理がとってもやりやすいです。大企業ではチャネルごとに部署がわかれているので事前調整も面倒ですし急な変更もできません。
コンテンツの多角的な切り出しは中小企業の武器とも言えますので積極的に活用していきましょう!