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ネットショップ担当者フォーラムのまとめをしながら考えていること

ネットショップ担当者フォーラムのまとめをしながら考えていること

ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめのまとめ毎週書きながらいろんなことを考えるわけです。かといって考えたことは記事に書かないので、たまにはこっちに書こうという流れです。

基本的にニュースなので考えていることではなくてちょっとしたコメントするという記事ですから。

19/11/26のまとめで考えたこと

AIに買わされる社会はもう目前!? 効果的なターゲティングがEC依存症を生むかも【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム
で考えたことなど。

最初の記事はこれでした。
ガートナーの記事なので煽り系とは言わないまでも誰もがそこそこ興味を持つ内容になっております。
過度なオンラインショッピングは「依存症」、感情に基づく広告etc. Gartnerの戦略的展望 (1/2) – ITmedia マーケティング

気にしたのはこの2つ

  • 2024年までに、数百万人がデジタルコマースを濫用し、金銭的なストレスに直面することから、世界保健機関(WHO)は過剰なオンラインショッピングを依存症と認定する
  • 2024年までに、AIによる感情の識別が、表示されるオンライン広告の半分以上に影響を及ぼす

こうなるだろうなって思ってます。もしくは近い感じにはなるだろうと。GAFAと呼ばれる企業や大企業って基本的に売上のことしか考えていない(ように見える)ので、何でもやってきますよね。とにかく売れればそれでいいというのは皆さんも感じているのではないかと思います。

よくある「取れる」というやつ。取れることだけを考えている人が多いからこんなイベントもあるんだろうなとちょっと思ったり。
2019/11/22 #UnyoojpMeetup Vol.16 「リターゲティングに寄り添わない」

買わされるといってもそんなにバカスカ買わされないだろと楽観視ししたくなりますが、先日のこの発表や関連ニュースを見ると、まず決済データは吸い取られる運命にありそうです。

決済データを持っているってことはなんとなく使えるお金も把握されているでしょうし、使うタイミングも把握されているでしょうし、使いたいことも把握されているでしょう。で、ギリギリまで使わせておいて、そこにものすごく欲しいものをポンと出されて悩んでいるときにカードローンとか出てきたらどうなるかという話し。

そりゃひどいっていう人もいるでしょうが、基本的に「問題になるまでは取る」というのがでかい企業のやっていることなので、残念ながらそうなってしまうでしょう。事前に善意が働くのであればリクルートの内定辞退AIのようなものもできないですし、Facebookが揉めることもないわけです。なんともならん。まあこういうことです。
やらせレビュー、注文履歴流出には文書回答。アドフラウドには自ら全額補償。Amazonの対応に賛否【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム

逃げ切ろうと思ってもどんどん向こうから追っかけてきます。
こういったのが個人に展開されるのもそんなに遠い未来ではないことはわかりますよね。
アマゾン、オフィス用品が減ったら自動で発注してくれる「Dash Smart Shelf」を発表 – CNET Japan

強い意志を持ってこの手のから逃げるか、現金だけを使うのかそんなところでしょうが、日本人(だけじゃないかも)は残念ながらバラマキにとっても弱い。
政治でバラマキが~って言いますが効果があるからなのでしょう。
PayPayフリマの送料0円キャンペーン終了、予定より2週間前倒し – BCN+R

そしてここにオレオレAIに買わされるというか、どんどん買ってしまいそうな人たち予備軍がいると思ってます。
プレシニア・シニアのネットショッピングに関する実態調査|市場調査・マーケティングリサーチ会社のアスマーク

そこそこお金もあって時間もあってネットにちょっと詳しいけど、AIとかまでわからないとなると自然と知らないうちに買っている人が増えるんじゃないかと。TVショッピングで健康食品が売れる感じでいろんなものが売れていってしまうのかもしれません。もしくは、スマホを契約した時にくっついてくる数百円の謎のサービスみたいな感じで。

これで業績が伸びた、ここの企業スゴイ、みたいになるかもですが、そこに関しては何の興味も起きないという・・・。

中小のECはどうすんの?

リピーターが生まれるECサイトの条件とは? 「ozie」の柳田社長に聞く中小企業が勝つための顧客対応 | ECサイト研究最前線 | ネットショップ担当者フォーラム
この記事がヒントというかこうやって頑張っている企業は多いですよね。まとめではこの部分をピックアップしました。

  • 中小企業のECビジネスは“やらないこと”は“やらない”を徹底し、売るための業務や顧客対応にリソースを集中させるべき
  • 価格で勝つことが難しくなっている今、中小企業が今すぐに手をつけられるのが接客などの顧客対応
  • 物流費が高騰しているので、セール自体の採算が合わなくなってきている。売れば売るほど体力的にきつくなる企業が増えてくる

みんなこうだとわかっていて、やれる人がいないから差別化になっているんですよね。ここがポイント。

やったほうが良いけど、なんとなくやらなくて終わっていることにチャンスがあるわけです。で、そこに集中するための時間をちゃんと作らないといけないということ。忙しいといっている場合ではない。ある日突然、知らない業界に飲み込まれちゃうでしょう。飲み込まれないということは、美味しくないということなので、そのまま先細りです。まあ、残存者利益って言葉もありますが。

デカい相手に何を言っても無駄なので、とにかく自分で何とかすることを考えましょう。これを読むとそう思うしかないです。ゾウはアリの気持ちは分からないってやつ。

そして、この接客もそのうちAIがある程度までやってしまうでしょうから、その先を考えておかないといけないですよね。

公取委のデジタルプラットフォーマー報告書を詳しく解説。EC業界の流れの1つとして考えてみよう【ネッ担まとめ】 | ネットショップ担当者が 知っておくべきニュースのまとめ | ネットショップ担当者フォーラム
の後半にある「出店者はどうすべき?」の部分も一緒に読んでいただけるといいかなと思います。

いつ読んでも納得の吉村さんの言葉を引用します。
「効率化を求めすぎて商売を忘れてないか」 ハイフィットの吉村さんに売るための本質を聞いてきた (5/5)|ネット通販情報満載の無料Webマガジン「ECzine(イーシージン)」

1つ目は、これからのECの流れはどうなるのかということを常にキャッチしておくことです。

2つ目はお客さん、顕在顧客、潜在顧客のニーズは何なのかなっていうところ。何を欲しているのかわからないのなら客に聞くっていう姿勢は、上のほうの人でもやっとくべきだとは思います。

3つ目は商売の本質論もやっぱりかじるべきだと思うので、町に出て、今のこの時代でもリアルで売っているお店の特徴を見つけて、自分の所に取り込めることはないのかなっていう目で見てほしいですね。

もう一つはこれ。
最愛志向のコミュニケーション戦略 ver 2.0

最安か最高か最愛しか生き残れない時代に、企業はどの戦略を志向するべきか。
最愛を選ぶということはどういうことなのか。実現するためになにをすればいいのか。

なんとなく答えは出ています。

あとはやるか、やらないかということだけ。

補足というか

上場企業のことはさっぱり分かりませんので、中小企業の目線で書いております。

説明しろとか、オレの施策の成果がどうだとか、オレは聞いていないとか、そういったものはパスです。なので、首をかしげる部分も多々あると思いますが、前提がこれということで。

というわけで

こんなことを毎週考えて流れで読めるようにまとめておりますので、皆さんもちらっとで良いので読んでくださいね~(宣伝)
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