準備は数年前から始めておかないといけない。というお話。
準備は言われてからするものではなくて、言われる前にやっておくもの。と常々言っておりますが、まさにそのまんまの記事があったので紹介します。
FC今治オーナーの岡田さんのお話
今治市の厚意によって、市の広報紙にこけら落としのPR紙を挟ませてもらえることになったという。スタッフがつくったのは、写真と日程だけが書かれているシンプルなものだった。岡田は言った。「これじゃ、せっかくのチャンスを活かせない。もうちょっと考えようぜ」と。
(中略)
アイデアを伝えると、スタッフの顔が浮かない。締め切りは翌日の夕方だと言うのだ。岡田は急いで親交のあるイノベーションプロデューサーの佐宗邦威氏にアポイントを取り、無理を承知で頼み込んだ。わずか1日で完成させ「サッカーに興味がない市民の方も手に取ってくれるんじゃないか」という手応えのPR紙ができたのだった。
FC今治新スタジアムはこだわり満載!岡田オーナーは自分の足で確かめる。 – Jリーグ – Number Web – ナンバー
読んでみてこう思ったら注意です。
- 岡田さんだからこういった人脈がある
- 自分にはそんな知り合いがいないからそもそも無理
- できる人がいるなら最初からその人にお願いすればいい
自分の準備不足でしかないですから。
将来が楽になるようにちょっとずつ積み重ね
こういったことがあるかも知れないからこういった人に会っておく。この人はこういったことができるから今度お願いしてみよう。今はこういったスキルが無いから、1,2年後ぐらいにできるようになっておこう。この仕事は早く終わりそうだから、これを試してみよう。
この意識があるかないかなんですよね。
今現在が大変なのは過去にサボったか、努力のベクトル(向きと大きさ)が違ったということなので、それを修正してかないといけません。ですので、それに気づいて直したとしても結果になってくるのは早くても数か月後。遅ければ5年10年後です。
そんな先のことはわからないと思って何もしないと、数か月後に同じことが起こるはずなので、気づいたときに行動しましょうね。
やることはわかっているのでそこに時間をどれだけ投入するか
この手の話は本にもたくさん書いてありますし、ブログでもたくさん書かれていますし、社内でも聞くことだと思います。ということは、何をすべきかもわかっているはず。
早くできるようになりたいと思えばここに時間を使わないといけないので、いつもの仕事が効率化or質が上がるわけです。
いつもやっていることが基準なら新しいことは面倒なこと。
新しいことが基準ならいつもやっていることは無難(すみやかに円滑に)に終わらすべきこと。
どっちの世界に自分が住むだけの話です。