清々しいものと清々しくないもの
上村愛子オフィシャルブログ
今更私がどうこういうもんではないですが、今までのストーリーがあってあの結果があってこのコメントはジーンとくるものがありますね。
一方こちらは・・・。
02/15のコラム,犬飼会長の芝生で語ろう,JFA,日本サッカー協会
今更は私がどうこういうもんではないですが、今までのストーリーがあってあの結果があってこのコメントはムカッとくるものがありますね。
逆転負けを喫した韓国戦の翌日の今日、原(博実)技術委員長と岡田監督とで話し合いの場を持ちました。これは定期的にやっているミーティングなんですが、鉄は熱いうちに打てということで話し合いました。岡田監督には、選手のコンディションや、今やろうとしていること、ベネズエラ戦以降、苦戦しているチームにどんな問題があるかなどを再度、確認しました。色々話した結果、岡田監督の目指すサッカーには全くブレがなく、十分、信頼に足るものでした。
目指すサッカーが良ければそれでいいんでしょうか?
日本のサッカーはこれだ!というものを見せてくれていればいいんですが、ここ最近の試合では悪い意味で見せつけちゃってくれますよね。今大会の目標は優勝とチームのベースアップだった割には優勝はできないし、チームはいつものメンバーだったわけなので、何をしたんですか?ってことになるのは当然。いつものメンバーの連携が良くなったとか、闘莉王が退場した時にどうするかとか、何の役にも立たないような収穫はあったのかもしれませんけど・・・。
メディアには「岡田解任」という言葉が躍りましたが、3年かけて作り上げてきたチームを、1試合、2試合の結果で監督を交代して変えてしまうことはデメリットの方が大きく、これから4カ月程度でもっと良いチームができるとは全く思えません。我々としては、岡田監督を信じ、監督が目指すサッカーを堂々と、伸び伸びやってもらうことがベストであると、協会内部は意見が一致しました。
常識的に考えればそうなんですがねぇ。
もうそろそろ岡田監督の「良くはなってきた」ってコメントはやめてもらえないでしょうか?
あと4カ月しかないのであれば「良くなった」じゃないとダメなんじゃないですかね?
こんな感じだとW杯のアジア枠が減らされちゃいますよ。
【4年後を目指すという考えについて】
ネット上でたまにこういった意見を見ますが、W杯で真剣勝負をしないのは失礼以外の何物でもないし、経験を積むだけなら他の国に行ってもらった方がいいに決まってると思います。目指したくなるのは分かりますけどね・・・。