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Google Analyticsで直帰の定義をちょっと変えてみる

直帰というのは「1ページビューだけのセッションの数」のこであることは先日ここに書きました

しかし、直帰といっても見てすぐに帰ったユーザーとそのページだけじっくり見て帰ったユーザーがいるはずなので、この人たちを同じ扱いにしてしまうのはおかしいんじゃないかと思うわけです。特にブログの場合は更新されたものや欲しい情報だけを見て帰ってしまうことが多いので、直帰率がとても高くなってしまいます。

そこで直帰の定義を「1ページビューだけのセッションの数」から「1ページビューだけ、かつ10秒以下の滞在時間のセッションの数」とするとじっくり見た人は直帰として扱わずに済むんじゃないかと思うわけです。

Google Analyticsでの設定はこんな感じ。
※参考Google Analyticsで本当の直帰率を計測する方法


<script type="text/javascript">
var gaJsHost = (("https:" == document.location.protocol) ? "https://ssl." : "http://www.");
document.write(unescape("%3Cscript src='" + gaJsHost + "google-analytics.com/ga.js' type='text/javascript'%3E%3C/script%3E"));
</script><br />
<script type="text/javascript">
try {
var pageTracker = _gat._getTracker("UA-xxxxxx-xx");
pageTracker._trackPageview();
setTimeout('pageTracker._trackEvent('NoBounce', 'NoBounce', 'Over 10 seconds')',10000);
} catch(err) {}</script>

下から2行目の10000のところを変更すれば5秒でも15秒でも定義できます。

この設定に変更してから70%近くあった直帰率は10%ほどになりました。うちのサイトの場合トップページをチラチラっと見ただけでも10秒以上かかっちゃいますが、入り口ページは他の記事の場合が多いので10秒という設定で問題ないと思います。