データを見るのならお客さんや現場の人と密なコミュニケーションを
データを見ているとずっとPCの前に座っていて、そこで完結しそうですが、その時間を同じぐらいお客さんや現場とコミュニケーションを取らないといけないと思ってます。データって一つの側面しか見せてくれないですから、他の側面も組み合わせて立体的に見ないと、ということです。
■とあるBtoCのサイトでCVが増加した時
BtoCといっても通販ではないですし、ローカルの商売なので毎月のCV数はいっても10件程度です。それが急に倍になったことがありまして、参照元を見てみるとリスティング広告や自然検索だったので、これはいい傾向だな~と思っておりました。
しかし、お客さんに聞いてみると「連絡がメールではなくて問い合わせフォームからきているだけ」とのこと・・・。
PCだったりスマホから社名で検索して、出てくる広告か検索結果をクリックしていたんですね。なので参照元もバラバラですし、Google アナリティクスのユーザーエクスプローラーを見てもわかりません。ログインなんてしないですからクロスデバイスは無理ですし、スマホだと地域も精度が落ちますので。
■変化があれば数字を見て仮説を立てて検証→お客さんなどに聞く
この流れじゃないとダメです。
すぐに聞いたところでデータだけで解決できることもありますし、データを詳しく見ることで質問も具体的になって相手が答えやすくなります。お客さんに聞く→部下に聞く→部下が現場に聞く。となる場合もあるので、このコストを考えたら可能な限り即答できるものにしておかないといけないですよね。
というわけで、定期報告以外でもこうして気づいたことは随時共有しておくと良いかと思います。すぐに解決できますし、次のアクションに移れますので。