将来的にはページ読み込み時間が検索順位に影響を与えるかも
Googleは平均ページ読み込み時間を順位決定に含める予定 – PubCon 2009より
タイトルの内容は記事全体の中でも一番最後で扱いも小さいです。このタイトルだけが一人歩きするとなんだか嫌な感じ。それよりも他の部分の方が面白かった。
■ケーススタディ1 – 画像のインデックス化
まず、クレイ氏が話したのは、テキストが添付された画像のインデックス化に関するケーススタディだった。次のようなステップで進めたという。
1. 新聞記事を選ぶ。
2. スキャンしてJPG形式の画像を作成する。
3. 作成した画像をPDFファイルに取り込む。
4. このPDFファイルをグーグルに送信する。
5. 記事に記載されている情報をPDFとして検索すると、その記事が見つかる。
は~なるほど~。必ずこうなるわけではないですがこういった方法もあるということだけ知っておきます。
■ケーススタディ2 – 動画のインデックス化
次に、クレイ氏は動画をインデックス化する場合について話を進めた。この場合のステップは次のようなものだ。
1. 動画を撮影する。
2. 動画をオンライン用に処理する。
3. テキストとして字幕を編集し、動画に関連付けて保存する。
4. 動画内に出てくる単語でキーワードを検索する。
5. 動画内の該当位置が示される。
動画コンテンツもこうすればいいんですか。
簡単に「テキストとして字幕を編集し」ってありますがこれってかなり大変な作業だよな・・・。JIS X 8341-3 改正原案でもそういったことが書かれていますが実際問題としてどうなんでしょうね。
■ページ読込時間が検索順位の決定要因に
ランドの記事で触れられているように、ページ読込時間の重要性についてはグーグル関係者が何度か述べているし、カッツ氏自身もこのセッションで、
これまで検索順位の決定要因に速度は含まれていなかったが、将来的には含めることも考えている
と述べた。
これだけの扱いなので今すぐどうこうってことではなさそうです。とはいっても読み込みが速いに越したことはないのでGoogle提供のFirefoxアドオン、Page Speedを入れてみてチェックをしてみましょう。