授業でペライチさんとぱくたそさんの素材を使ったので、その注意点などをまとめました。
お前は何やっているんだって言わないでください(笑)。極めて真面目にやっておりますので。
さて、大学の授業ではマルチメディア関連を教えているのですが、画像加工や動画の編集の他にWebサイトの作成もやってきました。7,8年前まではHTMLを書いたりしていたわけなんですが、今ではそんなことをする必要もなくWebサイトが作れてしまいますし、画像素材も自分で撮影して加工しなくても簡単に手に入ります。
マルチメディア(死語になりつつありますが)ってどんどん進化していくので、その現在地と変わらない部分と歴史を伝えていかないといけないし、現在地がなくて変わらない部分と歴史だけでは聞いている方があんまりおもしろくないんじゃないかと。
大学の授業となるとお堅いことをやらないといけないように思いますが、こうした身近なもので手軽なものから体感してもらって、これがやってみたい、あれがやってみたいとなった時によりレベルの高いものであったり、細かいことを教えていけばいいんじゃないかと思ってます。
これって子供ができてから考えるようになって、子供には自由にさせておいて「できない」といった時に初めてちょっとだけヒントをあげると聞いてくれるし、上手くいくとどんどん聞いてくるんですよね。最初から教えても何の意味もなくて自分のやりたいようにやれないストレスだけが子供に溜まっていきます。
つい先日読んだインストラクショナルデザインの本にもそんなようなことが書いてあって、やっぱり教えるということは共通のやり方があるんなんだなと実感しております。
授業でやったことをちょっとだけ紹介。
- 阿部 寛のホームページを見てもらう
- 気になったり直したいところを言いたい放題言ってもらう(授業では専用のチャットを使っているのでチャット上で発言)
- 森野がマインドマップにまとめる
- では、やってみましょう!といきなりペライチで直してもらう
- 言えるけどいざやるとなかなかできない(操作はできる)
- 他の有名人のサイトを3つほど見てコンテンツをまとめてもらう
- もう1回やってみるとそこそこできる
- 有名人のWebサイトに必要なコンテンツと見せ方を話して終了
- ランディングページ集めました。を見て気になるものを3つ選ぶ
- エクセルなどで上から順にブロックに分けてレイアウトを考える
- 見栄えは違えども流れがあることを知ってもらう
- 愛知大学(アクセス)を見て、本当に名古屋駅から徒歩10分で来れるのか?をLP風にまとめる
- 素材としてぱくたそさんを紹介
- Webサイトの作成は国語力であることを説明して終了
Webサイトがパワーポイントのスライドになったり、Wordのレポートになったり、動画になったりしますがこのように身近なものを例にとってマルチメディアの活用を教えております。
そんなこんなで、ペライチさんとぱくたそさんを使って授業する人の参考になればと思います。いないか(笑)。