愛知大学様の情報メディアセンター紀要「COM」に「Google アナリティクスから見る愛知大学Moodleの利用状況の変化」を寄稿いたしました。
09年度から運用のお手伝いをしている愛知大学様のMoodleにGoogle アナリティクスを導入して利用状況を調べてみました。
Google アナリティクスから見る愛知大学Moodleの利用状況の変化(PDFファイル)
本文中にも書いていますが、細かい計測をするのが目的ではありませんので漏れもありますし、スマホサイトはテーマの仕様上PVが上手く取れていません。いろんな制約がありますが、傾向は見れているのではないかと思います。
やはりスマホの利用率がどんどん上がっていますし、Moodle自体もレスポンシブのテーマが出てきましたので、さらにスマホ比率が増えそうです。授業の資料もPDFでアップしておいて、スマホで学生が閲覧するという授業も増えてきています。
(5/5)News & Trend – 継続性を断ち切ってこそ教育の現場は変わる:ITpro
にはこう書かれています。
本来、私はティーチングとコーチングを分けるべきだと考えています。授業を教えるティーチングはオンライン、つまりMOOCでいいのではないでしょうか。分からない生徒に寄り添い、分かって先に行きたい生徒を引き上げてあげるコーチングにこそ先生が活躍するべきです。今後、先生はどんどん減っていきます。人がいないということは一定のレベルを持ってティーチングできる先生をそろえるのが大変になるということでもあります。
MOOCでなくてもMoodleのようなLMSを使えば可能ですので、私もこういった流れが良いのではないか?と思います。知識的なものは自宅などで勉強して、そこでわからないことなどを授業で説明する。これですらチャットやTV会議みたいなものでもいいですよね。
いろいろ考えさせられるデータでした。
今年度はさらにスマホ化が進むと思われるので、引き続きGoogle アナリティクスで状況を見ていきます。