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できる100ワザ Google Analytics SEO & SEM を極めるアクセス解析ノウハウ

Google Analyticsの使い方というよりもサイトを改善する目的でGoogle Analyticsをどう使うか?
といった視点で書かれています。

Google Analyticsなどのアクセス解析を導入すると、データあり過ぎて何をしたらよいのか分からない場合が多いですが、この本ではサイトをどのように分析し、どういったアクションをするかが順番に書かれていますので、この通りに進めていけば自然といいサイトになっていきます。

■序章 Google Analyticsの基本
アクセス解析ってなに?、Googleアカウントの取得、タグの貼りつけ
が書かれています。

■第1章 すぐに試せるアクセスアップのワザ
基本的な指標と用語説明とそれを使った改善方法が書かれています。
まずはここだけ読んでみて実行すればかなりサイトは改善されると思いますので、必ずマスターしておきたい内容です。

■第2章 新規訪問者を呼び込むワザ
やみくもに集客するのではなくて集客の質を上げることが書かれています。サイト運営で最も重要と言える「集客」ですが、お金をどんどんつぎ込んでも質が悪ければお金をドブに捨てているのと同じです。
直帰率を下げたり、気付かなかったキーワードで集客することで、同じコストでも効果が全然違ってきます。

■第3章 訪問者にアクションを起こさせるワザ
集めた訪問者に自社の商品やサービスを買ってもらうために必要なことが書かれています。
重要なのは「コンバージョンの設定」。
サイトの目標ページを設定し、そこに誘導するための方法をアクセス解析のデータから逆算していきます。

■第4章 特定訪問者のアクセスを深く解析するワザ
1~3章を実行していると必ず気になる、メルマガの効果測定、自分のアクセスを除く、FLASHのクリック数を測定する、などの疑問が解決できます。

■第5章 Google AdWordsをもっと活かすワザ
同じGoogleが提供しているAdWordsとの連携が書かれています。
それぞれから出てくるデータを見ていると何がどうなっているかが分かりづらくなりますが、ここの読んでおけばスッキリすると思います。

Google Analyticsに限らずサイト改善・アクセス解析全般に役立つ本なので、サイト運営にかかわる人は読んでおくとよいと思います。