Google Insights for Searchで検索動向を予測する
Google Insights for Searchの日本語版がリリースされました。
この機能はどのように使うかをご紹介します。
まずは「インフルエンザ」というキーワードで検索してみます。
2004~2008年は11月ごろから1月ごろにかけて検索数が増えていますので、インフルエンザは冬に頻繁に検索されるキーワードであることが分かります。しかし、2009年は御存じの通り新型インフルエンザの影響があって検索数が飛躍的に伸びています。
次は「インフルエンザ」・「予防」というキーワードで検索してみます。
インフルエンザと同じかやや早く増加していますので、マスクなどの予防グッズを取り扱っている方はこの時期ぐらいからリスティング広告などを出すと効果的であることが考えられます。
同じように自分が今取り扱っている商品やサービス、これから取り扱ってみようという商品やサービスの検索傾向が分かれば効果的な広告出稿ができるわけです。
二語以上の場合はどうなのでしょうか?
スペースを入れてもくっついたキーワードとして表示されます。順序が逆になった場合は別物として扱われているようですので、二語以上で広告を出す時は念のため調べた方が良さそうです。
続いて地域ごとの比較です。
ディズニーランドというキーワードは東京よりも愛知の方が検索されています。近くの人は検索するまでもないので遠方の人の方が検索するということですね。意外とこういった傾向は多いかも知れません。
その他の面白そうな機能
人気のあるキーワードと検索数が増加しているキーワードが分かります。
まとめ
何か気になったらまず検索、という傾向は今後ますます強まっていくと思われるので、こういったツールがあれば色々なものが予測できるようになりますので、リスティング広告を出す時はこれで手当たり次第調べてみると効率の良い広告出稿ができそうです。また、検索動向=ユーザー動向に近づいて来ると思われますので、このあたりの調査の手間も省けるかもしれません。それ以外にも活用できそうなツールなので、とりあえず使ってみることをお勧めします。