運営堂ブログ

トライデントコンピュータ専門学校様で今年もアクセス解析ワークショップを行いました。


一昨年、昨年度に引き続き今年度もトライデントコンピュータ専門学校様でアクセス解析のワークショップを行うことになりました。

これまではGoogle アナリティクスを使っていたんですが今回はヒートマップを使うことにしました。Webデザイン学科の授業なので見た目に分かりやすいツールの方が学生さんも興味を持ってくれそうかな?と考えたからです。

■ヒューリスティック分析という名のダメだし

まずはヒートマップを見ないでサイトの改善ポイントをピックアップしてもらいました。学生さんたちにはヒューリスティック分析とは言わずに気になる点だけをあげてもらいました。今はこうして指摘する立場ですがデザイナーとして働くようになると指摘される立場になりますので、どんなことを言われるのかを知ってもらうためにはなかなか良かったんじゃないかと思います。見た目についての指摘はもちろん使い勝手にまで及んでいたのでかなり詳しく見ていたようです。

■ヒートマップを見てもらう

いざヒートマップを見てもらうと事前に指摘したことが違っていたり新たなことに気付いたりとワイワイ盛り上がっておりました。ヒートマップで分かるクリックされているところは意味と場所の二つの要因からそうなっていますので、意味だけではなくて場所も考えて欲しかったところですがそこまでは思いつかなかったようです。

隣の画像が○○だからここがクリックされる、この流れで見るとここがクリックしたくなる、こういったユーザーの心理を考えてヒートマップを見るとより多くのことが分かりますので、今後見る機会があればそのあたりまで意識してほしいですね。

■デザインする時は根拠を持つこと

そうすれば修正ができるようになりますし、議論ができるようになります。
そのためには事前にしっかり考える必要があって、考えることはこれからの授業の中で覚えていくはずです。考えたことをデザインで表現するだけではなく、検証して改善していくことを覚えてくれればこれから厳しいことがあっても乗り越えられるはずです。

2コマのワークショップで試行錯誤する楽しさをちょっとだけでも分かってもらえたら嬉しいですね。

トライデントコンピュータ専門学校の河口先生、高木先生、岡先生、話を聞いてくれた学生のみなさんありがとうございました!

※当日の様子
運営堂 森野誠之氏によるWEBワークショップ開催! , クリエイティブ系分野 , 新着情報 , 学校法人 河合塾学園 トライデントコンピュータ専門学校